Tヘッド工法鉄筋

Tヘッド工法鉄筋は、高周波誘導加熱によって鉄筋端部をT字状に熱間形成加工したものです。
フック曲げ端部定着に替わる機械式定着として、「Tヘッド工法」を清水建設と共同で開発致しました。
顧客の皆様から支給されたあらゆるメーカーの鉄筋を、仕様に合わせて加工し提供しています。

Tヘッド工法鉄筋の特徴

  • 熱間成形加工:鉄筋端部を一体形成で信頼性の高い品質を達成
  • 素材メーカー・材質・形状を選ばない加工性能
  • 施工性の向上による、鉄筋組立工期の大幅な短縮
  • 定着部の過密配管の緩和によるコンクリート充填性の向上
  • 優れた疲労性能と低温引張性能

今日のコンクリート構造物では、耐震性能の向上のために鉄筋量が増加し過密配筋となる場合が増加しています。過密配筋により定着端部における鉄筋の納まりが複雑化し、往来の標準フックでは組み立てが難しくなり、コンクリートが充填しにくい状況が生じます。
こうした課題を解決するために、「Tヘッド工法」という画期的な鉄筋定着工法を開発しました。
「Tヘッド工法」の採用により、過密配筋部の緩和、確実な定着性、優れた施工性等が達成され、品質と工期面で大きな改善面が実現できます。

製造過程

  1. 加工端部に誘導加熱用コイルをセット
  2. 高周波誘導加熱によって、端部を加熱
  3. 成形型を加工端部に押し当てる
  4. 製品が完成
製造過程

加工の様子

拡径部寸法

拡径部寸法

鉄筋径:Dに対して厚み:0.8〜1.2D、拡径部直径:2.5D以上

切断寸法の算出方法

径(D) D13 D16 D19 D22 D25 D29 D32 D35 D38 D41
(L6):縮み代(mm) 55 65 80 90 100 110 120 130 140 150

切断寸法

※Tヘッド工法鉄筋切断長=幅長:L1+曲長:L2+脚長:L3+配力筋半径:L4+拡径部厚み:L5+縮み代:L6
※縮み代の数値は標準値です。工場、加工条件によって数値が若干異なります。

定着原理

定着原理

RC部材に曲げ荷重がかかると、Tヘッド工法鉄筋に引張り応力が作用し、図の約90°範囲の圧縮領域内において、定着力・拘束力が作用する。